SBI新生銀行が2025年9月24日から新サービス 「SBIハイパー預金」 をスタートすると発表しました。
金利0.42%という高金利に加え、豪華なキャンペーンが同時開催されることもあり、SNSでも大きな話題になっています。
実は、住信SBIネット銀行はdocomo傘下となり、将来の改悪リスクを不安視する声も少なくありません。
👉 詳しくはこちら
そんな状況で登場したのが今回の「SBIハイパー預金」
住信SBIネット銀行で提供されているハイブリッド預金と比較をしても
仕組み自体は新しいものではありませんが、金利や特典面で従来よりも強烈に打ち出してきました。
住信SBIネット銀行と同等の機能をSBI新生銀行でも準備することでSBIグループとして力を入れる方向性が見えてきたように思いますね。
そこで今回は速報として概要を整理しました。
SBIハイパー預金とは?
名前は新しいですが、やれることは住信の“ハイブリッド預金”とほぼ同じです。
違いは仕組みよりも、金利や特典など周辺条件にあります。
- SBI新生銀行とSBI証券を自動連携(スイープ機能)
- 証券口座の買付資金が自動反映、売却代金も自動で戻る
- 仕組み自体は住信SBIネット銀行の「ハイブリッド預金」とほぼ同じ
✅SBI新生銀行と住信SBIネット銀行の違い(比較表)
どこで差がつくのか?をシンプルに整理しました。
ざっくり比べると“金利なら新生・外貨なら住信”という構図です。
項目 | 新生SBIハイパー預金 | 住信SBIハイブリッド預金 |
金利 | 年0.42%(高い) | 年0.21%(低め) |
為替コスト | ドル転コスト高め | 外貨積立ならコスト優遇あり |
併用可否 | 併用不可(どちらか一方のみ) | 併用不可(どちらか一方のみ) |
特典 | ダイヤモンド会員確定(ATM無料無制限、振込月10回無料) | 条件クリアでランク判定(同様の優遇あり) |
結局どっちがいい?
正直に申し上げると、利用スタイルによって答えが変わるので、一概には言えません。
私自身の立場も含めて、判断材料は以下のようになると思います。
- 自動化・家計フロー重視+外貨コスト重視:住信SBI「ハイブリッド預金」(目的別口座+定額自動系+スマホATM)
- 金利重視:SBI新生「ハイパー預金」(ダイヤモンドで強い)
👉 投資フロー:どちらも買付連携は可。手間なく仕組化したい人は住信SBIが有利
👉 docomo傘下の改悪リスク回避 → 新生をサブで開設しておくのもアリ
住信SBIネット銀行と比べたときの弱点(ここが“まだ”足りない)
ハイパー預金とハイブリッド預金を比較をするとほぼ一緒なのですが、
根幹のSBI新生銀行と住信SBIネット銀行を比較すると意外と弱点が見えてきます。
✅ SBI新生銀行の弱点
- 目的別口座がない → 先取り貯蓄・年払い積立の“隔離”がしづらい
- 自動積立定期がない → 毎月の自動化による年払い原資づくりが難しい
- 定額自動入金がない → 他行からの資金取り込みを自動でやれない
- 定額自動振込がない → 家賃・駐車場などの毎月振込を自動化できない
- ことら送金の自動判定なし → 都度、手動選択の手間
- スマホATM非対応 → キャッシュカード前提で運用の手間
つまり・・・
ハイパー預金=投資口座の買付連携は改善したが、日常のお金の流れの自動化はまだまだ住信SBIネット銀行に軍配。
よって「すぐ移行」ではなく“併用”や“使い分け”が現実解。
👉 私の立場
いまは“住信SBIメイン+新生サブ”が落としどころ。
私は銀行口座は極力少なく管理したい派で、各種引き落としもほぼ全てに住信SBIネット銀行にまとめています。
率直に言って、毎月の自動化・手間削減の価値による脳の負担を軽減できる、利便性という意味ではアドバンテージがあると思っています。したがって今すぐ新生に完全移行するのは現実的ではありません。
万が一将来改悪が来た時にすぐ動けるように、セーフティネットとして新生をサブ開設する予定です。
注目キャンペーン(速報で2つ)
速報記事なので、すべてのキャンペーンを細かくは追いません。
ただ“これは外せない”と思う2つだけ紹介します。
- 総額1億円相当の暗号資産リップル山分け
条件を満たせば最低1000円分を必ずGet、残高に応じて山分けに参加可能。
リップル山分け → 「最低1,000円分は必ずもらえる=口座を作るだけでプラス確定」 - 新規口座開設で最大22,000円プレゼント
SBIハイパー預金を利用することで通常より特典額が増額。
通常より+2,000円上乗せ。せっかく作るなら今が一番お得
👉 詳細条件は SBI新生銀行の公式キャンペーンページ に掲載されています。
まとめ
今回の「SBIハイパー預金」は、仕組み自体は住信SBIのハイブリッド預金と大きな差はありません。
違いは金利・為替コスト・優遇条件。そして一番の注目は「キャンペーンの厚さ」です。
- ハイブリッドとハイパーは機能自体は同じ
- 違いは「金利」「為替コスト」「優遇条件」
- 両方同時利用は不可
- 改悪リスクを考えるなら、新生をサブ開設しておくのは合理的
特に今回の口座開設特典は、過去の住信SBIネット銀行の開設キャンペーンよりも明らかに手厚い内容。
最低でもリップル1,000円分+現金特典が上乗せ2,000円、つまりノーリスクで3,000円分は確定で得できます。
正直、住信をメインにしている私はすぐには移行することはないと思っています。
ただ「改悪に備えつつ、今のお得を取れる」という意味では、サブ口座として作っておく価値はかなり高いと思います。
👉 今後は実際に開設してみて、
- 手続きの手間
- アプリの使いやすさ
- 特典ゲットまでのハードル
このあたりをレビューしていく予定です。ぜひまたチェックしてください。
👉 節約に関するまとめ記事はこちら
節約はゴールではなく、余白をつくって生活の満足度を上げるための手段。
あなたもぜひ、自分に合った手法を見つけてみてください。
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よくある質問(FAQ)
Q. 新生ハイパー預金と住信ハイブリッド預金、併用できますか?
A. できません。両方の口座を持っていても、設定できるのはどちらか一方だけです。
Q. 金利0.42%はいつまで続きますか?
A. 現時点ではキャンペーンではなく「サービス仕様」として発表されています。終了時期は明記されていません。
Q. 今から口座を作ってもダイヤモンド会員になれますか?
A. はい。SBIハイパー預金を開設するだけで自動的にダイヤモンドステージになります。
特典として、コンビニATM利用が無料(無制限)、他行宛て振込が月10回まで無料などが受けられます。
Q.住信SBIネット銀行からSBI新生銀行に切り替えるべきですか?
A. 人によりますが、メリットは下記のとおりです。
金利なら新生、外貨なら住信。docomoリスクに備えたいなら新生サブ口座。
Q. ハイパー預金ができたなら住信SBIから移るべき?
A. 急ぐ必要なし。 自動化・隔離機能が弱いため、現状は住信SBIメイン継続が◎。
Q. 金利差で得する?
A. 残高規模次第。日々の自動化による取りこぼし防止の方がリターン大になりやすい。
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